月光鬼


野外劇場フェスティバル '99参加

日時:1999年9月5日(日) 18時開演

会場:静岡県舞台芸術公園野外劇場「有度」

料金:2000円



ある夜、女絵師・朱鷺のもとを一人の娘が訪れる。父の形見を返してくれと、朱鷺には憶えのない事を言い出すこの女、萩原勝美は、実は一ヶ月も前に自殺していた。
その日から朱鷺の精神には、異界への回路が組み込まれる。いったい朱鷺の身に何が起きたのか。
戯作者・灰野乱羽と責め絵師・弓場残光は、朱鷺の内部の「魔」を召喚するために、禁断の呪劇を復活させる。
秘儀のさなか、三文役者・土門衛門に取り憑く奇怪な「死人使い」。 結界を破り、記憶に侵入する「モノガタリ」。幻視される世界の崩壊。そして事件の鍵を握るのは、謎の噺家・三遊亭遊史郎。
果たして江戸の芝居者たちは壮絶な怨念を祓えるのか?(新作初演)


PLAYER
灰野乱羽(戯作者):鈴木大治
雪乃:白樺美智子
弓場残光(絵師):隼迅太
朱鷺(絵師):鷹匠訓子
三遊亭遊史郎(噺家):三遊亭遊史郎
土門土門エ門:写裸ドモン
土門ドモミ:浄見真也子
菊次郎:大石心平
銀之介:大塚-牛山-祥司

パーカッション:西村比呂行
サックス:村越健
和太鼓:はせがわとものり

STAFF
作:Ayame−鈴木大治
演出:鷹匠訓子
舞台美術:山本薫夫
衣装:高部葉子
照明/音響:SPAC
演出補佐:諸星さとみ
下降指導&確保:桑原敬幸
舞台設営&協力:渡井高志 阿井伸行 渡辺守 山本真司 山本利枝 松原美保乃

SPECIAL THANKS
江戸端唄楽曲提供:末広扇みわ